2020年10月15日
ママのキスから虫歯がうつる
歯の表面にはエナメル質という硬い層があります。このエナメル質は鉄よりも固く水晶と同じくらいの硬さです。実際歯医者がエナメル質を削るときには地球上で最も硬いダイアモンドの粒子を表面に付着させた切削器具を高速で回転させて削っています。そんなに硬いエナメル質に虫歯で穴があくのはなぜでしょうか?
エナメル質は酸に弱いという弱点があります。ミュータンス菌とソブリヌス菌という虫歯の原因菌がいますが、このバイ菌は口の中にはいると歯の表面にこびり付き、うがいなどでは簡単に取れなくなります。そして口の中に砂糖が入ってくるとこのバイ菌は酸を産生して歯のエナメル質を溶かし虫歯にしてしまいます。 この虫歯の原因菌は生まれたばかりの歯の無い赤ちゃんの口の中ではまったく検出されません。赤ちゃんに歯が生えてきてママやパパの口の中に虫歯菌が多くいるとそこから赤ちゃんの口の中にうつされてしまいます。これからママやパパになる方はしっかり歯を磨いて口の中を清潔にし虫歯菌を少なくしておきましょう。
「ママのキスから虫歯がうつる」ってどういうこと?
虫歯はお母さんから子供さんにうつるといわれています。
いったいどういうことなんでしょうか?
1、虫歯は虫歯菌の感染と生活習慣によっておこると考えられています。
虫歯を虫歯菌の感染症と考えれば虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)の感染症対策が必要になります。虫歯を生活習慣病と考えれば歯磨き習慣、食生活習慣の改善が必要になります。
2、虫歯はどうしてできるのでしょうか?
虫歯の主要な原因菌はミュータンス連鎖球菌、それを活性化させるのが砂糖です。
その理由は?
1)、虫歯菌は歯の表面に強固に付着しやすい性質があります
2)、虫歯菌は砂糖を取り込んで唾液や水に溶けにくいネバネバした歯垢を作ります
3)、虫歯菌は砂糖を分解して酸を産生し、歯を溶かしてしまいます
3、虫歯菌はどこから感染するのでしょうか?
虫歯菌は歯が生えていない乳児には感染しません
虫歯菌は歯の生え始める生後6カ月ぐらいから2才位までの間に感染します
感染経路は育児を担当する母親からと考えられています
1)、離乳食を与える時期のスプーン
2)、ミルクの熱さを確かめるために口にした哺乳ビンの乳首
3)スキンシップとしての子供さんへのキス
虫歯菌が母親からうつったという根拠は次のような研究から証明されています
1)、母親と子供の虫歯菌の量が一致する
2)、母親と子供の虫歯菌の血清型とバクテリオシン産生パターンが一致する
3)、母親と子供の虫歯菌のDNA診断での菌種と遺伝子型が一致する
そのため母親の虫歯菌の量を減らすことが子供の虫歯予防に重要だといえます。
4、虫歯菌の量を減らすためにはどうしたらよいでしょうか?
1)、砂糖の制限
2)、細菌が停滞し易い部位を少なくする
3)、虫歯の早期治療や歯と詰め物との間に隙間がある場合には早めに治療を受ける
4)、適切なブラッシングを行い、デンタルフロスを使用する
5)、フッ素入りの歯磨き粉を使用する
6)、歯科医院でPMTC(衛生士が歯石除去、歯面清掃、フッ素塗布などを行います)
を定期的に受ける虫歯予防には生活習慣を改善することが重要です
5、虫歯菌の量が減ると虫歯になりにくい環境ができます
1)、虫歯菌のミュータンス連鎖球菌を悪玉菌とするとサリバリウス菌やサンギス菌 などの細菌は善玉菌で虫歯を作りません
2)、この善玉菌が歯が出てきたときに歯の表面に付着していると、後から悪玉菌のミュータンス連鎖球菌が入ってきても歯面に接近できなくなります
3)、逆に悪玉菌の虫歯菌が先に歯面に付着してしまうと善玉菌の歯面への付着を妨げてしまいます
4)、そのため母親から子供に感染する細菌の種類が重要な意味を持ちます
5)、ミュータンス連鎖球菌の量が少なく善玉菌を多く持った母親からはその環境が子供にうつりやすく虫歯になりにくい環境ができます
6)、お母さんの善玉菌が子供にうつると虫歯になりにくくなります
6、ホームケアと定期健診の重要性
1)、家庭での生活習慣が重要ですので日頃から母親が虫歯菌を少なくする努力をしましょう
2)、痛みが無くても虫歯は早めに治療しましょう
3)、歯科医院で定期的な歯の掃除(PMTC)や健診、フッ素塗布などを受け、歯の健康を保つために衛生士や歯科医師など専門家のサポートを受けましょう
簡単な方法で虫歯菌の量を測定できます、ご希望のかたはお申し出下さい
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dentaltools.jpは真空成型器と紫外线消毒除菌器などを販売している中国一流のオンラインサプライヤーです。お客様に迅速・効率のあるサービスを提供しております。
エナメル質は酸に弱いという弱点があります。ミュータンス菌とソブリヌス菌という虫歯の原因菌がいますが、このバイ菌は口の中にはいると歯の表面にこびり付き、うがいなどでは簡単に取れなくなります。そして口の中に砂糖が入ってくるとこのバイ菌は酸を産生して歯のエナメル質を溶かし虫歯にしてしまいます。 この虫歯の原因菌は生まれたばかりの歯の無い赤ちゃんの口の中ではまったく検出されません。赤ちゃんに歯が生えてきてママやパパの口の中に虫歯菌が多くいるとそこから赤ちゃんの口の中にうつされてしまいます。これからママやパパになる方はしっかり歯を磨いて口の中を清潔にし虫歯菌を少なくしておきましょう。
「ママのキスから虫歯がうつる」ってどういうこと?
虫歯はお母さんから子供さんにうつるといわれています。
いったいどういうことなんでしょうか?
1、虫歯は虫歯菌の感染と生活習慣によっておこると考えられています。
虫歯を虫歯菌の感染症と考えれば虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)の感染症対策が必要になります。虫歯を生活習慣病と考えれば歯磨き習慣、食生活習慣の改善が必要になります。
2、虫歯はどうしてできるのでしょうか?
虫歯の主要な原因菌はミュータンス連鎖球菌、それを活性化させるのが砂糖です。
その理由は?
1)、虫歯菌は歯の表面に強固に付着しやすい性質があります
2)、虫歯菌は砂糖を取り込んで唾液や水に溶けにくいネバネバした歯垢を作ります
3)、虫歯菌は砂糖を分解して酸を産生し、歯を溶かしてしまいます
3、虫歯菌はどこから感染するのでしょうか?
虫歯菌は歯が生えていない乳児には感染しません
虫歯菌は歯の生え始める生後6カ月ぐらいから2才位までの間に感染します
感染経路は育児を担当する母親からと考えられています
1)、離乳食を与える時期のスプーン
2)、ミルクの熱さを確かめるために口にした哺乳ビンの乳首
3)スキンシップとしての子供さんへのキス
虫歯菌が母親からうつったという根拠は次のような研究から証明されています
1)、母親と子供の虫歯菌の量が一致する
2)、母親と子供の虫歯菌の血清型とバクテリオシン産生パターンが一致する
3)、母親と子供の虫歯菌のDNA診断での菌種と遺伝子型が一致する
そのため母親の虫歯菌の量を減らすことが子供の虫歯予防に重要だといえます。
4、虫歯菌の量を減らすためにはどうしたらよいでしょうか?
1)、砂糖の制限
2)、細菌が停滞し易い部位を少なくする
3)、虫歯の早期治療や歯と詰め物との間に隙間がある場合には早めに治療を受ける
4)、適切なブラッシングを行い、デンタルフロスを使用する
5)、フッ素入りの歯磨き粉を使用する
6)、歯科医院でPMTC(衛生士が歯石除去、歯面清掃、フッ素塗布などを行います)
を定期的に受ける虫歯予防には生活習慣を改善することが重要です
5、虫歯菌の量が減ると虫歯になりにくい環境ができます
1)、虫歯菌のミュータンス連鎖球菌を悪玉菌とするとサリバリウス菌やサンギス菌 などの細菌は善玉菌で虫歯を作りません
2)、この善玉菌が歯が出てきたときに歯の表面に付着していると、後から悪玉菌のミュータンス連鎖球菌が入ってきても歯面に接近できなくなります
3)、逆に悪玉菌の虫歯菌が先に歯面に付着してしまうと善玉菌の歯面への付着を妨げてしまいます
4)、そのため母親から子供に感染する細菌の種類が重要な意味を持ちます
5)、ミュータンス連鎖球菌の量が少なく善玉菌を多く持った母親からはその環境が子供にうつりやすく虫歯になりにくい環境ができます
6)、お母さんの善玉菌が子供にうつると虫歯になりにくくなります
6、ホームケアと定期健診の重要性
1)、家庭での生活習慣が重要ですので日頃から母親が虫歯菌を少なくする努力をしましょう
2)、痛みが無くても虫歯は早めに治療しましょう
3)、歯科医院で定期的な歯の掃除(PMTC)や健診、フッ素塗布などを受け、歯の健康を保つために衛生士や歯科医師など専門家のサポートを受けましょう
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